フェレットの散歩は、犬の散歩と同様、ノーリード(放しながらの散歩)禁止やトイレのマナーなど、飼い主として守らなくてはならない様々なルールがあります。
また、楽しい散歩でも家の中と違って病気に感染してしまうリスクも高まりますので、ワクチン(予防接種)でリスクを可能な限り減らしてあげましょう。
リードの選び方
現在、フェレットもペットとして人気ですので、ペットショップでもたくさんの種類の散歩グッズが販売されています。
フェレットは、身体が細く長いので、サイズを間違ってしまったり首輪のみですとスルッと抜けて外れてしまう危険がありますので、必ずサイズの合ったフェレット用の物を購入しましょう。
ハーネス(胴輪)は、ピッタリのサイズであれば抜ける心配もなく、首に負担をかけることもないので使用している飼い主さんも多いです。
また、鈴をつけると何処にいるか音で分かりますので、迷子になってしまった時にも役に立ちます。
初めてハーネスやリードを付けるときは、フェレットも慣れないため嫌がる事も多いので、散歩デビューをする前に、室内で慣れさせてから外に出ましょう。
万が一、散歩中にリードが外れてしまった時すぐに呼び戻せるように、名前を呼んだら戻ってくるように躾をしておくと安全です。
病気の感染を防ぐために毎年ワクチンの接種をしましょう
散歩に出かけると、好奇心旺盛なフェレットは色々な物に触れます。
そうすると、危険なウィルスが体内に入り感染してしまう可能性がありますので、年に1度、動物病院にて定期検診も兼ねてワクチンを接種しましょう。
主にワクチンは、『犬ジステンパー』と『パルボウィルス感染症』の2種混合ワクチンを接種します。
現在日本では、フェレット専用のワクチンはなく犬用の2種混合ワクチンになります。
蚊を媒体として感染するフィラリアもジステンパーやパルボウィルス同様、命を落としてしまう危険がありますので、地域によって異なりますが5月頃~12月頃まで月に1度病院でもらう予防薬を服用することをおすすめします。
トイレのマナー
ここ最近、散歩中のトイレのマナーが問題視されています。
そのため、トイレは家で済ませてから散歩に行くように心がけましょう。
また、万が一外で排泄してしまった時のために、エチケット袋を持参し必ず家まで持ち帰り捨てましょう。
まとめ
楽しい散歩も飼い主さんの心使いでより楽しくなりますね。
正しいリード選びと定期的なワクチンの接種でフェレットの健康を守りつつ、散歩のマナーも守って飼い主さんとフェレットの大切な時間を過ごせるといいですね。
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