お天気のいい日は、大好きなフェレットと散歩やお出かけに行きたくなりますよね。しかし、最近の夏の日差しは人間の私たちにも強いと感じます。
フェレットは、寒さには強い方ですが暑さには本当に弱く、時には命を落としてしまう程危険です。
基本的に、フェレットにとって適切な温度は、室温で15℃~22℃といわれているので、いかに熱に弱いかが分かります。
夏の散歩では、早朝か日が傾いた夕方で直射日光を避けて日陰を歩くようにしてください。
また、気温が下がってもアスファルトは熱を持っていることが多く、フェレットが火傷をしてしまいますので、フェレットを地面で歩かせる前に必ず、アスファルトが熱くないか飼い主さんが手で確認しましょう。
こまめな水分補給
早朝や夕方であっても、フェレットにとって夏の散歩は体力を消耗しやすく、脱水症状を起こしやすいので給水ボトルを持ち歩き定期的に水分補給をしましょう。
フィラリアに気を付けましょう
フィラリアとは、蚊を媒体してフィラリア原虫がフェレットの体内に寄生し、肺や心臓などで様々な病気を引き起こします。
フェレットは狭い隙間に入り込んだり、ふちを歩いたりと蚊に刺される確率が高くなりますので、フィラリアの予防をしましょう。
フィラリアの予防薬は、動物病院で診察してもらう事ができます。
地域によって、フィラリアの予防薬服用期間は異なりますが、一般的には4月頃に検査・診察をして5月から12月頃まで月に一度服用するところが多いです。
まとめ
フェレットは暑さに非常に弱い為、夏にお散歩やお出かけをする際は、気温と水分補給に気をつけ脱水症状や熱中症にならないよう細心の注意を払ってあげましょう。
また、できるだけ室温も保ち、散歩から帰った後は急な温度変化を避けるため涼しくなってから出かけることをお勧めします。
特に、高齢のフェレットは体力も衰えてきていますので無理な散歩は控えましょう。
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