フェレットが抜け毛を起こした場合、考えられる要因には色々なものがあります。
今回はその要因にはどんなものがあるのかを調べてみました。
その要因は?
要因1:換毛期
フェレットには換毛期と呼ばれる毛の生え変わる時期が年に2回あります。
この時期には毛がまばらになったり尻尾の毛が完全に抜け落ちてしまったり、抜け毛に伴う体重減少が見られたりします。
これらは自然な現象ですので気にすることはありませんが、毛繕いの際に飲み込んだ抜け毛が毛玉となって腸内に溜まり腸閉塞を起こす場合がありますのでその点には注意が必要です。
予防策としては腸内毛玉除去剤を与えると良いでしょう。
要因2:首輪やハーネス、衣類によるアレルギーや蒸れによる菌の繁殖
金属や洗剤によってアレルギーを起こしたり、首輪などのつけっぱなしによる蒸れから菌が増殖して皮膚疾患を起こすフェレットがいます。
また、衣類の擦れにより皮膚がかぶれてしまうフェレットも多いようですので注意が必要です。
要因3:ノミ感染
フェレットはイヌノミやネコノミに寄生される可能性があり、特に多いのはネコノミです。
ノミは首から背中にかけて寄生することが多く、脱毛以外にも激しい痒みを伴うため常に身体を掻いて掻き傷をつくってしまったり、吸血に寄る貧血や唾液によるアレルギーを引き起こしたりします。
上記のような症状が見られる場合はすぐに病院へ連れて行き、ノミ駆除剤でノミの駆除をしてもらいましょう。
要因4:副腎疾患
副腎疾患の特徴的な症状としても脱毛が現れます。
初期症状として尾の根元から脱毛が始まり、尻、脇腹などに左右対称の脱毛が見られるようになります。
脱毛は副腎疾患の分かりやすい症状のひとつですが、初期の段階ではフェレットが元気なことも多く、深刻なものではないと思い病気を見過ごしがちなので注意しましょう。
要因5:皮脂分泌物による毛穴のつまり
皮脂の分泌が激しいフェレットの場合、毛穴が油で詰まってしまい脱毛を起こすことがあります。
毛穴が黒ずんで胡麻のようなものがついているように見える場合は皮脂の詰まりが原因ですので、こまめにシャンプーをしてあげるようにしましょう。
要因6:栄養不足
与えているフードの質が良くないなどの原因によって、十分な栄養が摂取できていない場合にも脱毛が起こります。
フェレットは肉食動物ですので十分な動物性タンパク質を摂取する必要があります。
様々なフードが発売されていますが、成分表示などをよく見比べて適切なフードを選びましょう。
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