人間だけでなくフェレット自身もフードやその他の原因によってアレルギーを起こすことがあります。
その原因と対処方法について調べてみました。
フェレットがアレルギーを起こす原因
フェレットがアレルギーを起こす原因は大きく分けて4つあります。
原因1:食物アレルギー
大豆、小麦や大麦などの麦類、トウモロコシや鶏肉などが原因となることが多いようです。フェレットのフードには鶏肉が使用されている場合が多いので、フードが原因でアレルギーを起こしている場合にはアレルギー対応のフードやアレルゲンとならない肉を茹でたものを与える必要があります。
原因2:ノミアレルギー
ノミに刺されて痒みを起こすだけであればアレルギーではありませんが、ノミの唾液などによってアレルギーを起こすことがあり、その場合は吸血による貧血や発疹や脱毛、激しい痒みなどの症状が現れます。重症になるとフェレットをかなり衰弱させてしまうので、注意が必要です。
原因3:接触性アレルギー
カーペットの化学繊維、フローリングのワックス、洗剤やシャンプーなどもアレルギーの原因となります。また、ミミダニの治療薬によってアレルギーを起こす場合もあります。
カーペットが原因の場合は最もよく触れる足だけに、ミミダニの治療薬であれば治療薬に触れた箇所だけにアレルギー反応が出るのが特徴です。
原因4:ワクチンによるアナフィラキシー型アレルギー
ジステンパーワクチンを接種した際、ごくまれに急性のアレルギー反応を起こす場合があります。下痢や発熱、嘔吐、呼吸困難などが起きるのでワクチン接種後は30分程度様子を見てあげる必要があります。
フェレットのアレルギー治療
アレルギーの治療にはアレルゲンを取り除くことが何よりも重要ですが、症状によっては病院で痒みを抑えるための抗ヒスタミン剤やステロイド剤、掻き傷や炎症からの二次感染を抑えるための抗生物質などを処方してもらえますので、フェレットがアレルギー症状を起こしている場合はまずは獣医に相談すると良いでしょう。
薬に抵抗がある場合はサプリの投与を
アレルギーの程度が軽く薬を与えるほど重症ではない場合は、アレルギーに効果のあるペット用サプリを与えてみるのもひとつの方法です。
ミネラルバランスの良い植物を原料としたナチュラルなサプリも販売されていますので、抗ヒスタミン剤等の薬を与えることに抵抗のある方はまずはサプリを試してみると良いのではないでしょうか。
まとめ
「アレルギー」と聞くと動物が原因となって人間が起こすもの、というイメージが強いですが、フェレット自身も人間と同様にアレルギー症状を起こす可能性を持っています。何か異変を感じたらすぐに病院へ連れて行き、獣医に相談するようにしてください。
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