犬や猫と同様にフェレットも人によってはアレルギーを起こすことがあります。
家族にアレルギー体質の方がいたりご自身がアレルギー体質の方は、「フェレットを飼いたい」と思ったらまずはフェレットアレルギーの有無を確認しましょう。
フェレットアレルギーの検査方法
フェレットアレルギーの検査は「イタチ」もしくは「犬」の項目で行われます。
よく行われる検査方法としては「血液検査」「皮膚検査」「負荷検査」の3種類がありますが、ここでは一番ベーシックな血液検査について説明します。
血液検査は血液を採取して、以下の項目をチェックします。
好酸球の数
本来は病気と闘う細胞白血球の1種で好酸球の数を調べます。
アレルギー体質の人は好酸球の数が多い傾向にあります。
IgE値
ほ乳類にのみ存在する糖タンパク質で免疫グロブリンの1種であるIgEの値を調べます。
アレルギー体質の人はIgE値が高く、ヒスタミンと並びアレルギーの中心的役割を果たしていると考えられています。
特異的IgE
身体に入った物質(例えば花粉など)を担当する免疫がその物質を異物と判断し、排除しようとしたときに生成する物質の数値を調べます。
その数値によって原因と思われるアレルギー物質に対して陽性か陰性かを判断します。
その他LDH、TARCなどの検査項目もありますが、これはアレルギー体質の有無ではなく症状の重症度を測るものですのでここでは説明を割愛します。
アレルギー検査の費用
アレルギー検査は具体的な症状を訴えて受ける場合は保険適用内となりますが、「今は特に症状は出ていないが検査を受けておきたい」となると保険適用外となります。
保険適用内の場合の費用は1000〜5000円程度ですが、保険適用外の場合や保険適用の範囲を超えて検査する場合には自己負担となりますので注意が必要です。
また飼い始めたときは症状が出ていなくても、しばらく発症するというケースもありますので、身体や目の痒み、鼻水や涙、くしゃみが出るなどアレルギー症状が出たかもしれないと思ったらすぐに病院へ行くようにしましょう。
まとめ
「アレルギーがあってもフェレットを飼いたい」という方も多いのではないかと思いますし、実際にアレルギーがあってもフェレットを飼っている方も恐らくいらっしゃるでしょう。
その場合には適切な環境を整え、治療を受けるなどの対策を講じる必要が出てきますので、自身や同居家族にフェレットアレルギーがないかどうかを確認するのは非常に大切なことです。できれば飼い始める前に、きちんと検査を受けておくようにしましょう。
フェレット専門店に行ってみて、アレルギー反応がでないかどうか確認するというのもひとつの方法です。
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