他の種類の動物が戯れて遊んでいる姿は、とても可愛く癒されますよね。
自宅で猫とフェレットを飼育する際には共存する事は可能なのでしょうか?
ケンカしたり、トラブルになる事はないのでしょうか?同居する際の注意点などを交えてお話ししていきましょう。
フェレットと猫の共存について
フェレットと猫は基本的に相性の良い動物です。
その為、一緒に同居し、飼育する事は可能とされています。
共通点として共に睡眠時間の長い動物である事、肉食の動物である事が挙げられます。
しかしながら注意したい点は、猫は「縄張り意識の強い動物」である為、縄張り内に他の動物が入ってくる事を基本的には嫌います。
これは同じ猫であってもです。
その為、縄張り意識の芽生えていない子猫の時期にフェレットを一緒に飼い始める事をおススメします。
猫の年齢が大体生後2か月位から一緒に同居させてみる事が良いとされていますが、最初から同じ空間に入れるのではなく、少しずつ猫とフェレットがいる時間を短時間から慣らしていくのが良いです。
急に一緒に長時間いる事で双方にストレスがかかってしまう事も考えられますので、焦らずにゆっくりと時間をかけて慣らしていく事が大切です。
猫とフェレットが共存する場合の注意点
同じ空間で共存する事に慣れたからといって注意したい事は何点かあります。
注意点を見ていきましょう。
1.温度管理に気を付ける。
猫にとって快適な温度は約27度、それに対しフェレットは約25度と言われています。
外気の温度が2度差があれば、人間でも敏感になりますよね。
どちらともに合わせるのはかなり難しくなってきますので、例えば猫の場合であれば猫のお気に入りの空間に温かいタオルケットを敷く、フェレットの場合は暑いのは苦手なので冷たいマットを敷いてあげるなど、双方に配慮した工夫が必要になります。
2.猫が外出した際には感染症に気を付ける。
室内で飼われる猫が増えていますが、時折自由に散歩させたり、外に出ている猫を見かけたりします。
その際にケンカしたりしてけがを負った場合に、傷から感染症になる事も考えられます。
感染症にかかった猫とフェレットが接触した場合に、感染症がうつる可能性もなくはありません。
飼い主は十分に感染症のリスクを知っておく事が重要です。
3.フェレットの爪に気を付ける。
フェレットは元々鋭い爪を持つ動物です。爪によって共存する猫がけがをしてしまう可能性もありますので、フェレットの爪をこまめにケアしてあげる事も大切です。
4.餌はそれぞれに適したものを。
同じ肉食の動物ではありますが、なるべくそれぞれに適した種類の餌を与えるようにしましょう。
以前は猫用のキャットフードをフェレットに与える事が多かったようですが、フェレットに必要な栄養分が不足してしまったりなどのトラブルも考えられますので、なるべくそれぞれに合った餌を与えるようにしましょう。
まとめ
猫が幼いうちから一緒に共存させる事がフェレットとのトラブルは少なくなりますが、どうしても相性というものがあります。お互いが合わない場合には無理して同じ空間に共存させずに、生活空間を分けるなどの工夫をしましょう。
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