今回は、フェレットの皮膚と鼻が乾燥しているわけを探ってきました。
フェレットは、言葉で訴えられない分、わたしたち人間が彼らからの信号を、きちんと受信してあげられるようになりましょう。
皮膚の乾燥
フェレットの毛艶が悪くなり、皮膚が乾燥してくる。
そのような場合は、フェレットが何らかの病気の恐れがある。
または、体調を崩している可能性があります。
最近、ペットフードを変えた、シャンプーを変えた（種類）、シャンプーの頻度を多くした、フェレット用の服を購入し着せている。
環境に変化を加えた場合、それを止めて元の生活に戻してあげましょう。
そうすることで、皮膚の乾燥の改善が期待されます。
環境に変化を加えていない場合は、フェレットの様子を見ながら、かかりつけの動物病院へ受診させましょう。
鼻の乾燥
フェレットは、眠っている時、鼻は少し乾燥します。フェレットも犬と同様で、鼻涙管によって涙腺と鼻管はつながっています。
寝ている時は、活動量が低下するため鼻管からの体液量も低下し鼻の渇きにつながっていきます。
また、鼻の乾燥は、熱が出ることでも症状の一つとして起こります。
これは、先ほどとは逆で、熱の放出、体液の拡散により鼻の渇きが起こります。
冬の時期は、特に気を付けたいのがインフルエンザです。
犬は人間からの病気には感染しませんが、フェレットはちがいます。
フェレットは、人間が発症した感染症に移ってしまいます。
飼い主さんは特に注意が必要です。
うがい、手洗いはしっかり行うことが大切です。
フェレットの免疫力は、飼い主さんの力によるところも大きいでしょう。
乾燥から守る部屋作り飼い主さん編
保湿：加湿器を取り入れる、濡れタオルを室内に干す、（フェレットにも効果的）
除菌：飼い主さんはうがい、手洗いをしっかり行う。
免疫力アップ：生活習慣の見直し、食生活（バランスのよい食事、根菜類、魚、発酵食品）適度な運動。
規則正しい生活。
フェレットの水分摂取量もチェックしてあげましょう。
どれくらいお水を飲んでいるか、おしっこの量や色と比較しながら見てあげると、この時期の乾燥から脱水になっている危険も防げます。
まとめ
わたしたち人間が具合の悪い時があるように、フェレットだって、体調が悪い時はありますよね。ですが、その人間の運んできた感染原によって、人間よりもはるかに小さく免疫も低い彼らが媒介されてしまうことは、出来れば避けたいです。
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