フェレットの寿命はどのくらいなのでしょうか。またオスとメスで違いはあるのでしょうか。
フェレットの寿命
フェレットは4歳になると老化が始まり、6歳から10歳まで生きると言われています。
人間の年齢で言えば4歳で40歳、6歳で60歳ほどになります。
オスとメスで寿命が違うということはないようですが、メス特有の病気、オス特有の病気がありますのでそれぞれ気をつけてあげる必要があるでしょう。
フェレットの老化現象
フェレットは高齢になると身体の機能に衰えをみせるようになります。その度合いや衰える速度には個体差がありますが、一般的にフェレットは老化の進行が早い傾向にあります。
感覚機能
嗅覚、聴覚、視覚などが衰え、呼びかけへの反応が鈍くなったりします。老齢期の白内障により視力を失う場合もあります。
内蔵機能
心筋が老化したり、消化吸収能力が衰えてくるほか、肝臓や腎臓なども老化します。
排泄
筋力の衰えや老齢期の病気などによって排泄の問題が起こります。大腸の動きが悪くなって下痢や便秘をしやすくなったり、膀胱をコントロールする筋力が弱くなっておもらしをすることがあります。
運動機能
筋肉の量が減って痩せてしまい、運動能力が衰えます。また骨密度がもろくなり、関節が老化するため動きたがらなくなります。
歯
噛む力が弱くなったり、歯が抜けたりして、ものを食べる力が弱くなります。
行動
筋力や心肺機能の衰えなどが原因で動きたがらなくなり、寝ていることが増えます。毛づくろいの頻度が落ち、毛並みが悪くなります。
病気
腫瘍の発生リスクが高まるほか、老化が原因の病気がみられるようになります(インスリノーマ等の腫瘍、心筋症、腎臓疾患、歯科疾患、老齢性白内障など)。
その他
被毛の産生能力が衰えるので薄毛になってきます。免疫力が低下し、感染症になりやすかったり、病気が治りにくくなったりします。恒常性(体温調節、ホルモン分泌、自律神経など)を維持しにくくなり、体調を崩しやすくなります。
まとめ
老化を理解しサポートしていくことによって、老化の速度をゆるめたり、質のよいシニアライフをフェレットに送らせてあげることができます。
飼い主として最期までしっかりと世話をしてあげましょう。
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