フェレットの疾患の中でも起こる可能性が高いと言われている副腎腫瘍。

フェレットに起こるトラブルとして非常に多いものとされる誤飲食などによる消化管内異物。

その他病気や怪我などによって手術が必要となった場合、だいたいどのくらい時間がかかるものなのか、またどのようなリスクが考えられるのかについて調べてみました。

手術にかかる時間

副腎腫瘍手術の場合は2時間から3時間が目安、異物除去手術の場合は1時間半〜2時間程度が目安のようですが、中には3時間以上に及ぶこともあるようです。

いずれの手術も全身麻酔下で行われますが、手術中の麻酔は吸入によるもので維持しているため通常であれば術後20〜30分で身体を起こせる状態になりますが、麻酔がしっかりと覚めるまでは獣医師や動物看護師が観察することになります。

手術のリスク

手術を受けるリスクとしてまず一番に浮かぶのは麻酔による事故でしょう。

人間の場合麻酔によって亡くなってしまう事故が起こる確率は1万例に1例程度と言われています。

動物の場合には正確なデータが存在しませんが、100%安全と言えないのは事実でしょう。

また、開腹による体力的なリスクもありますし、場合によっては外科的治療よりも内科的治療を選択した方が、予後が良いケースもあり慎重な判断が必要です。

フェレット 手術 リスク 時間

どうしても不安な場合はセカンドオピニオンを

最近ではフェレットを診てくれる動物病院も増えてきましたが、フェレットについては独学で学んでいる獣医師が多く、フェレットに対する専門知識や情報はまだまだ不足しています。

ですが、中には勉強会などを開いてフェレットなどのエキゾチックアニマルの研究をしている獣医師も増えてきています。

かかりつけの獣医師の診断だけでは不安な場合は、そういった獣医師のいる動物病院でセカンドオピニオンを受けてみると良いのではないでしょうか。

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まとめ

手術にリスクはつきものですが、リスクを恐れて手術をせず時期を逃してしまうと、手術不適応と判断され手術を受けられなくなってしまう可能性もあります。手術のメリット・デメリットの説明をしっかり聞き、冷静に適切な判断をしましょう。


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