フェレットは空気の汚れに敏感で呼吸器が弱い生き物です。
お迎えしたばかりのときにはその環境の変化にまだ慣れていないため、しゃっくりやくしゃみ、咳などが続くことがあります。
慢性化させないために注意が必要ですが、病気の初期症状である場合もあります。
どのような病気の可能性が考えられるのか調べてみました。
考えられるしゃっくりの原因
フェレットのお腹や腰のあたりが数秒ごとにビクッ、ビクッと痙攣しているような動きは、しゃっくりです。
フェレットも人間と同じようにしゃっくりをします。
食後に出て、しばらくすると止まる心配のないものものや興奮状態のために出ることが多いですが、アレルギー症状のこともあります。
エサの粉を吸い込んだり、トイレの砂が原因の場合、ボトルを利用して水をあげている場合、そのボトルを設置する位置が適切でなく水と一緒に空気を一緒に飲みこんでしまうことでしゃっくりが出る場合があります。
考えられるくしゃみの原因
軽い一過性のものは、ハウスダストやたばこの煙などへの反応などが考えられます。
フェレットは敏感ですのでアレルギー反応の場合もあり、また危険な病気の症状のことも無くはありません。
亡くなる前まで無症状なことが多いアリューシャンウイルスが原因のアリューシャン病の初期症状として、くしゃみや鼻水、咳などがあります。
この場合、進行すると食欲不振や体重の減少、四肢麻痺や運動不良、黒いタール状のフン、他さまざまな症状が出ます。
またワクチン接種後のアナフィラキシーが原因のくしゃみもあります。
ワクチン接種後はすぐに帰宅せず30分~1時間くらいは病院内で過ごしたり、病院の近くにとどまり症状が出ないのを確認した方がよいようです。
まとめ
精神が興奮状態になったため出るしゃっくりは、抱っこして優しくからだを撫でてあげると治まることが多いですが、高齢になると止まりにくくなるようです。小さな体のフェレットにとっては、しゃっくりもくしゃみも、続くと体の負担になります。エサや砂を取り換え、水のあげ方を改善しても治らない場合、5日以上続くようだと獣医に診てもらったほうがよいようです。また呼吸器の問題を慢性化させないためにも室内の空気をきれいに保つ努力をしたりフェレットのベッドにほこりが溜まらないように注意が必要です。
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