フェレットの耳が聞こえないのではと思う飼い主も実は結構いる

公開日 : 2017年3月4日 / 更新日 : 2017年1月21日

フェレットを飼っている時に、個体によっては耳元で飼い主が声をかけてもあまり反応しないものが時々います。

目で見て動作で分かるようになっているので、飼い主とのコミュニケーションをとることに関して不足はないにしても、聞こえないのではと思うとフェレットに対して不憫だという思いに駆られる方も多いと言われています。

フェレットの耳の構造と聴力

フェレットの姿を見て体の大きさにしては、耳が結構大きいのが特徴で綺麗なピンク色をしています。

嗅覚にすぐれていて、人間では聞き取れないような高音域の聴力もあるとされています。

ただし、野生のものではなく飼育されるために販売されているものは、野生に比べると、視力や聴力は弱くなっています。

野生はそれだけ嗅覚が発達していないとえさを取れないという事情があるからです。

ホワイトファーは先天性で聞こえないこともありえる

また、フェレットの中でも生まれた時からずっと白いものはホワイトファーという種類になります。

ホワイトファーはとても貴重なタイプとされ、フェレットを好む人も多くいますが、先天性で耳が聞こえないことも実はあります。

一般的に多く販売されている他の毛色の個体と比べると、値段も高くなっているのですが、先天性で病弱だったり耳が聞こえなかったりすることも珍しくありません。

飼っているフェレットがどうも耳が聞こえていないようにある場合には、この種類である可能性もあると考えられます。

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まとめ

このように、ペット用として販売されているフェレットの聴力は、野生より劣ること、種類によっては先天性の聴力異常があることもあります。これからフェレット購入するときには、十分にそういった点も確認してから選ぶようにしましょう。また、すでにフェレットを飼っている場合には聞こえが悪かったとしてもしぐさや表情でコミュニケーションを取っていくことができるので、そちらでカバーし続けていくようにしましょう。