本来動物は,広い場所でのびのびと生活していた訳ですから,フェレットも同様に外の世界が大好きです。
ケージの中だけの生活だけでは不満も募るのではないでしょうか。
フェレットは脱走の名人ですので,常に細心の注意をしておくことが必要です。
脱走の3つの危険性
ペットとして飼われていたフェレットが外の世界に出ると,多くの危険が待っています。
①交通事故 車や自転車,オートバイとの衝突事故にあう危険性があります。
②マンションやアパートなど上の階に住んでいた場合,窓などから落下する転落事故の可能性があります。
③イヌやネコなどから襲われる場合もあります。
脱走を防ぐ2つの方法
①ケージから脱走するケースは意外にも多いようです。
(1)ケージがフェレットのサイズに合っていない,(2)ケージが粗い網目でつくられている,などの原因があります。
体の小さなフェレットは小さな隙間からでも逃げ出すことができます。
フェレットの体に合った,隙間のないケージを選ぶことが大切です。
②ケージから出して,室内などで遊ばせる場合は家の窓やドアが閉まっているかチェックしましょう。
サッシが破れていたり,隙間が開いていたりするとそこから逃げます。
また,フェレットは知能が高いので,ドアロックを外したり,ドアも爪を使って開ける場合もあります。
外からドアチェーンをしたり,サッシの網目を補強するなどの工夫が必要です。
探し方3つのポイント
ペットとして飼われていたフェレットは,野生で生き延びることはほとんどできません。
また,帰巣本能が低いので,長い時間が経過すると戻ってくる可能性,見つかる可能性はほとんどなくなります。
フェレットが家から脱走した際はすぐに探すようにしてください。
①まず,部屋のどこかで寝ている可能性もあるので,人間の手が届かない狭い場所(家具の隙間,排水溝,棚の上など)を中心にもう一度探します。
②家から逃げ出した場合,最初は家の周りにいるはずです。
フェレットの名を呼びながら溝の下も含めて隅々までしっかり探してください。
③外出先で脱走した場合,フェレットの大好きな食べ物などでおびき寄せるのも一つの方法です。
どうしても見つからないとき
①交番など警察や保健センター,動物愛護センター,鳥獣センターに届ける。
ペットとして飼われていたフェレットは,人間に警戒心がないので保護される場合もあります。
そのときは遺失物として交番などに届けられることもあります。
また,処分されることもありますのでそれを防ぐためにも連絡しておくことが大切です。
②逃げたと思われる場所周辺にポスターを貼らせてもらったり,新聞広告やブログなどに載せることも情報収集のための一つの方法です。
まとめ
フェレットの放し飼いは危険が伴うので,ケージで飼うことをお勧めします。もし,放し飼いをする場合は事故を未然に防ぐためにあらゆる面で気を配ってください。フェレットを危険から守れるのは飼い主だけですので,フェレットの行動をよく見て,少しでも危険だと思われる場所には思いつくすべての対策をしっかり施しておきましょう。
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