どんな動物にも臭いはありますがイタチ科のフェレットは臭いがきついといわれています。

これから飼おうと思っている方には気になることです。

臭いに関してやその対策、オスとメスの臭いの違いなどを調べてみました。

フェレットの臭いの原因

フェレットは臭いの原因である臭腺が肛門の近くにあります。

この臭腺の処理をしていないと、ケージの中のシートや部屋の絨毯やカーテン、壁などに分泌物が付着して部屋中が臭くなってしまいます。

また発情期のオスは臭いがさらにきつくなります。

ただ、日本で販売されているフェレットのほとんどは避妊手術と臭腺を取り除く手術がほどこされています。

購入するときは念のため確認が必要です。

オスはメスより体がひとまわりからふたまわり大きくなり、尿や便の臭いもオスのほうがメスより多少強いようです。

こう聞くとメスのほうがよいように思われますが、性格はオスのほうが温厚でおっとりしていて、メスは環境になじむまで時間がかかる場合が多くオスよりきつい性格のものが多いといわれています。

ただ、お迎えをしてから密に接していくと、べったりなついてくれるようにもなるので、どちらを選択するかは実際に購入の際、しばらく見て触れて、相性を直感と触感などで確かめてから決めたほうがよいようです。

フェレット オス メス 臭い

フェレットの臭い対策

ケージの中の毎日の掃き掃除と、できれば1週間に1~2回は丸洗いをしたいものです。

天気の良い日に日光に当てて消毒してあげるのも効果的です。

餌を入れているお皿や給水ボトルもきれいに洗ってあげ、熱湯消毒まで行うと完璧です。

きれい好きのフェレットはトイレがあまりにも汚れていると他で排泄をしようとすることがあるので人間のためにもフェレットのためにもトイレの掃除はこまめに行います。

ペット用の臭いを吸い取る砂やシートなどを使用して1日に1~2回とりかえるのが好ましいようです。

抜け毛の放置も臭いにつながるのでコロコロなどで処理します。

お風呂はあまり入れ過ぎるとかえって臭いがきつくなるのですが、1ヶ月に1度くらいは入れてあげましょう。

フェレット用の餌は臭いを軽減させます。そして今はペット用の、ペットが吸い込んだり目に入っても大丈夫な消臭スプレーなども出回っていますので上手に利用します。

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まとめ

小さな体であっても動物なので臭いはあります。こまめな身の回りのお手入れで、ある程度、気にならなくなるまでにすることは可能ですが梅雨時や夏場は特に注意が必要です。

臭い対策だけでなく、フェレットはとても暑さに弱い生き物ですので、エアコンなしでは飼えません。夏場は常にエアコンをオンにしていないといけない生き物です。

ただ、去勢をしているはずなのに臭いがきつくなった場合、睾丸の取り残しがあったという事例があり、また上記の点を気をつけているにも関わらず急に獣臭が強くなった場合、副腎腫瘍という可能性もあります。いつもと違う症状が出たときは獣医に診てもらったほうがよいでしょう。


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