フェレットには、独特の匂いがありお風呂に入れている飼い主さんは多いのではないでしょうか。
お風呂は基本、生後2か月を過ぎてからが理想的ですが、ペットショップからお迎えした時や、予防接種をした後などは1週間ほどお風呂は避けてください。
お風呂の頻度は、その子その子によって異なりますが半月に一度のペースで、
また、夏は毎月でも冬は3ヶ月に一回など状況に応じて頻度はかえてあげるといいでしょう。
毛づくろいによる『毛球症』をお風呂で対策してあげましょう
毛球症とは、毛づくろいや抜け毛によって体の中に入ってしまった毛が胃や腸で毛玉になり詰まってしまう事です。
フェレットは、猫と違い飲み込んだ毛を出すことができず、そのまま溜まってしまいます。
比較的初めの方は元気にみえるので気付かないうちに症状が進んでしまい、食欲がなくなったり嘔吐を繰り返してしまったりという事が突然現れる場合が多く、このころには既に開腹手術が必要になります。
主に、2~3歳を過ぎたあたりから症状が出はじめる子が多く、高齢になるにつれて徐々に体が衰えてくるので注意が必要です。
換毛期である、春や秋はいつも以上によく毛が抜けるので、こまめなブラッシングが大切です。
定期的なお風呂も、毛球症の対策に効果的で汚れと一緒に抜け毛を落としてあげる事により毛づくろいで飲み込んでしまう毛の量をかなり減らしてあげる事ができます。
まとめ
フェレットのお風呂は生後2か月半から可能ですが、まずは環境の変化に慣れてもらう事を優先に、また予防接種などの後は1週間は避けてあげましょう。
定期的なお風呂やブラッシングは、毛球症の予防に大変効果的です。
どうしてもお風呂が嫌いな子は、無理に入れようとせず、こまめなブラッシングと絞ったタオルで拭いてあげるだけでもいいでしょう。
普段からのコミュニケーションにより、予防や早期発見で大切なフェレットに少しでも長く健康で幸せに暮らしてもらいたいですね。
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