近くの公園に行くときや,遠方に外出するとき,フェッレットの脱走やフェレットの体調管理など心配事はつきものです。
このようなとき,フェレットを運ぶキャリーバッグ(以下キャリー)があれば便利です。
このキャリーについて調べてみました。
2種類のキャリーについて
キャリーにはケージタイプとバッグタイプの2種類があります。
ケージタイプ
車や電車などによる長距離移動,宿泊を伴う移動,複数のフェレットがいて隔離する必要のあるフェレットがいる場合などにお勧めです。
内部にトイレ・ハンモック・水飲み・餌の皿などを入れても快適に過ごせる大きさのものがいいと思います。
トイレや餌を固定して動かないようにしたケージもありますが,そのような機能がない場合は紐などで固定すればいいでしょう。
このように大きくてしっかりしている以外に,出入り口がいろいろな場所に付いているものが便利です。
出入り口が上と前に付いているものなら,中にトイレやハンモックなどを入れたときに使いやすいと思います。
旅行など飛行機で移動する場合,キャリーは必需品です。
航空各社によって動物の種類・サイズなど,機内での持ち込み規定が異なりますので事前に問い合わせ,航空規格にあうキャリーを選びましょう。
さらに,ケージタイプを収納できるキャリアケースもあり,ショルダーベルトを用いれば両手が使えて便利です。
目隠しができますので,周りの目を気にせずに移動できますし,フェレットが興奮したり不安になったりすることにも対処できます。
フェレットが不安にならないように扉を閉めていても,飼い主の姿が見えるものがいいのではないでしょうか。
また,空気の入れ換えができる出口付きのものとか,メッシュのような通気性のあるものは,体温調節が苦手なフェレットにとって優しいものであると思います。
バッグタイプ
ちょっと公園に行くなどの短時間の移動や,車に備え付ける場合などはバッグタイプがお勧めです。
つくりが簡単で,軽いので,女性でも負担があまりかかりません。折りたたみタイプもあるので,使わないときは狭い場所でも折りたたんで収納できます。
ただ,つくりが簡単なので,フェッレットが内部の素材で傷付く場合があります。
中にフリースや柔らかい布などを敷いて,体がバッグと擦れないようにしてあげましょう。
底にペットシーツを敷く場合や既に敷いてある場合は,フェレットが穴を開けないように気をつけて下さい。
鋭い歯で咬みちぎられたり,穴を掘って破られることがありますので注意が必要です。
バッグタイプのキャリーには,手持ちタイプ,肩掛けタイプ,前にかける抱っこタイプなどいろいろなものがありますので,移動用に一つ持っていれば便利だと思います。
まとめ
フェレットを飼うと,室内だけで運動させたりすることにも限界がありますので,時には近くの公園に出かけたり,車でドライブを楽しむことも大切だと思います。このような移動の時に必要となるものがキャリーです。脱走などに備えるためにも,キャリーを是非活用して下さい。
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