フェレットが怪我?そんなイレギュラーが発生。いえいえ、こちらではフェレットに噛まれて怪我をしたとか?

今回は、そんな2つの観点からフェレットによる傷についてお伝えしていきます。

フェレットと生活していて、日常の中で一番怪我が起きやすい場面は、やはり爪切りではないでしょうか。

いずれにせよ、安全に行うことが前提になります。

一人で行う場合は、やはり寝ている時間を利用して行うのが理想です。

フェレットは1日20時間くらい眠っていることが多く、その8割はレム睡眠(深い眠り)といわれています。

寝ているフェレットを抱き上げてみて起きないようであれば、十分注意をしながら爪を切っていきましょう。

二人で行う場合は、一人がフェレットの首の付け根を持ちます。

片方の手のひらにフェレットの足を乗せるように固定をします。

肉球をグッと押すような感じで爪を押し出していきます。そうすることで切りやすくなります。

爪を切る場合、爪は半透明(肌色)爪の中にピンク色の血管が透けて見えます。

この血管を傷つけないように、切らないようにしてください。フェレットが痛い思いをして、爪切りが嫌いになってしまいます。

小さいお子さんが注射を嫌いなのと同じです。深爪をしないようチョンチョン程度でいいと思います。

爪の中の血管から2㎜先を切るくらいがベストなので。

フェレットが怪我をした

深爪をして出血をしている。

血管を切ってしまったので、止血には多少時間が必要です。

このような場合どうしたらよいか分からず、頭の中が真っ白になってしまう方もおられるのではないでしょうか?

怪我をした時のことを想定して、前もって必要物品をペットショップなどで購入しておくと飼い主さんは慌てずに済みます。

止血剤やオキシドールをフェレットの足が入る大きさの容器に入れ出血している足ごと(だいたい4分位)つけておく。

その後は、清潔なガーゼで拭く。こすったりはしない。

傷口から出血している。このような場合、傷の深さにもよりますが、清潔なガーゼなどで止血をします。

止血パウダーがあれば、ガーゼに止血パウダーをつけて行ってみてください。

傷は表面だけなら良いのですが、意外と深かったり、炎症がおきていて感染の原因になったりと、心配なことが多いです。

かかりつけの獣医さんに診てもらうのが安心かもしれません。

フェレット 傷 消毒

フェレットに噛まれた

「うちのフェレットが可愛くて、ちょっと手を出したら嚙まれたんです」あります、そういう事。よく聞きますよ、猫に引っかかれたとか、犬に噛まれたとか・・

動物は本能で生きていますから、防御本能的に出た行為なのかもしれませんよね。

それでも、噛まれたら痛いし、化膿したら大変です。

お口のなかなんてバイ菌の宝庫です。

傷口を流水でよく流す。周りのバイ菌を洗い流す感覚。軽く清潔なガーゼで水分を押さえる。

消毒を行う(中心から外側に向かって)抗生剤入りの軟膏を塗る。

清潔なガーゼで保護する。

念のため、抗生剤の内服を行った方が良いが、医師と相談してください。

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まとめ

日常のささいなことで、小さい動物は怪我をします。それは、一緒に暮らしてみないと分からない、たぶん本当にささいなこと。だだ、体の傷は治っても、心にできた傷は、治ることはありません。とりあえずは、出来ることから始めてみましょう。ゆっくりコツコツです。

 


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