犬や猫と違い、フェレットには人間の風邪やインフルエンザがうつってしまいます。
フェレットの風邪の予防と対処方法について調べてみました。
フェレットの風邪予防
フェレットが風邪やインフルエンザにかからないようにするためには、まずは飼い主が風邪やインフルエンザにかからないことです。
日頃から手洗いやうがいをこまめにし、インフルエンザのワクチン接種を受けるなどして健康管理を心がけてください。
フェレットの風邪の症状
フェレットの風邪の症状には人間と同じように鼻水や鼻づまり、くしゃみや咳などが挙げられます。
ひどい場合には高熱を出し、体力の低下や免疫力の低下、食欲不振や下痢、嘔吐といった症状も起こします。
高齢期のフェレットや幼いフェレットの場合は、悪化させると肺炎などを起こし、最悪のケースに至る場合もありますので十分に注意が必要です。
フェレットの風邪やインフルエンザの治療
健康な大人のフェレットで軽症の場合であれば、1〜2週間ほどで自然に回復します。
特に投薬治療の必要はなく、水分を補給したり食欲の出る食べ物を与えるなどして体力の回復を図りましょう。
必要があれば抗ヒスタミン剤などを投与します。
幼いフェレットの場合は二次感染で肺炎などを起こす場合があるので、抗生物質を投与します。
飼い主が風邪やインフルエンザにかかってしまったら
もし飼い主自身が風邪やインフルエンザにかかってしまった場合は、フェレットに接しないことがベストです。
可能であれば他の人に世話を代わってもらいましょう。
代わってもらう人がいない場合は、フェレットの近くで咳やくしゃみをしないようにし、飛沫がついた手でフェレットをなでたりしないよう注意して手早く世話を済ませましょう。
風邪やインフルエンザが流行している時期には、人の多い場所にフェレットを連れて行かないことも予防策のひとつです。
まとめ
フェレットにはインフルエンザの予防ワクチンはありません。
人間が十分に注意して風邪やインフルエンザにかからないようにし、フェレットにうつすことのないよう気をつけましょう。
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