フェレットが風邪やインフルエンザにかかってしまったときにはどのような食事や薬を与えればよいのでしょうか。
インフルエンザや風邪にかかったときのフェレットの食事
フェレットが風邪にかかってしまった場合には、食欲をそそる栄養のあるものを与えるようにしましょう。
一点注意が必要なのは、野菜や果物が好きだというフェレットは少なくありませんが、フェレットは肉食動物だということです。
歯の仕組みも消化のメカニズムもすべてが肉食に適応しています。
いくら野菜や果物を好んで食べるとしてもこれらを栄養として取り込む能力がありません。
したがって栄養補給の必要な病気のフェレットには動物性タンパク質を含むものを十分に与える必要があります。
病気でフードが食べられないフェレット向けの補助食品なども販売されていますので、そういったものを活用して十分に栄養を与えるようにしましょう。
インフルエンザや風邪にかかったフェレットへの投薬治療
健康な大人の個体で風邪の症状が軽症の場合は、1〜2週間で自然に回復しますので特に投薬治療は行いません。
水分を補給し、食欲の出る食べ物を与えるなどして体力の回復を図ります。
必要な場合には鼻や喉の炎症を抑えるために抗ヒスタミン剤を投与します。
まだ幼いフェレットの場合は二次感染で肺炎を起こす可能性がありますので、抗生物質を投与します。
いずれの場合も重症になる前に一度獣医に診せ、投薬治療が必要であればきちんと治療してもらうようにしましょう。
まとめ
風邪やインフルエンザは軽症であればすぐに回復しますが、老齢のフェレットや幼いフェレットの場合は肺炎など深刻な症状に進行する可能性もあります。まずは人からフェレットに風邪やインフルエンザをうつさないよう十分に注意し、うつしてしまった場合はすぐにケアしてあげるようにしましょう。
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