フェレットにも他の動物と同じように「習性」があります。
その一つが「物を隠す」という習性です。
ケージから出して放し飼いにしていると、気づかないうちに自分のケージの中のエサ入れや人間の生活用品などを、狭いところに隠してしまう事も良く聞かれる話です。
自分の食べるエサも例外ではなく、エサを食べずにゲージやゲージ外の狭い場所に隠してしまう事もなくはありません。
今回はエサを隠してしまう際の注意点、対策などについてお話しします。
フェレットの「物を隠す」習性
フェレットはあらゆる物を自分で口に咥えて運び、狭い場所(家具の隙間、自分のゲージの見えない所など)に物を隠す習性があります。
狭い場所を好む動物であり、「隠す」という行為は自分の快適な巣作りの意味もあるようです。
可愛い反面、飼い主にとってはいたずらのように思えてしまい、ついつい叱ってしまう方もいるかもしれません。
しかしながら、フェレットもストレスを受けやすい動物でもありますので、なるべく強く叱らないようにした方が良いです。
しつけに根気が必要なフェレットは名前を呼ばれて叱られたりすると、その名前に不快感を感じ、全く反応しなくなる・・というような事もあるようです。
エサを与える際の注意点
エサを与える注意点として覚えておきたいのは、フェレットはエサでさえも隠してしまう事があるという点です。
普通にエサのある場所で食べていてくれれば良いのですが、エサを運んで違う場所に隠してしまい、気づいたら狭い場所にたくさんの古いエサが溜まっていたなんてことも無くはありません。
更に気を付けたいのが、その隠していたエサが古くなり酸化してしまっていた場合。
フェレットがそのエサを食べる事で、嘔吐や下痢などの症状に見舞われてしまう可能性もあります。
対策はあるのか?
「隠す」という行為は習性なので、どうしても辞めさせようとするとフェレット自身にストレスがかかってしまう場合も考えられます。
エサを隠してしまう場合には、ケージから出す際にエサを入れている容器は仕舞っておくなどし、外でエサを食べないようにするのが良いでしょう。
エサ以外にも誤飲の可能性がありそうなものはなるべく遠ざけておいた方が安全です。
まとめ
フェレットを飼いだして、気が付いたら物が無くなっている!なんてことは良く聞く話です。
飼い始めの頃はびっくりするかもしれませんが、なるべく叱らないで「習性」という事を頭に入れておいた方が良いですね。
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