フェレットの噛み癖は厄介です。本気モードになったフェレットの噛む威力は相当なものです。
フェレットにとっては悪意のない行動=一緒に遊んでいるという認識ですが、飼い主さんとフェレットさんが共存するために、飼い主さんが嫌なことはしっかりとしつける必要があります。
フェレットの噛み癖をしつける際に気をつけたいことをご紹介します。
フェレットの噛む威力は?
大人のフェレットの噛む威力は相当なものです。
飼い主さんと一緒に遊んでいる延長で噛む時と、怒っていて噛む時では力が違います。
怒っている時に噛まれると、出血する大惨事になりかねません。
海外では、一緒のゲージに入っていたフェレットの顔の一部を噛まれて失ってしまった例もあります。
フェレットとの生活を快適にするためにもしつけが重要になってきます。
乳歯が生え揃った頃の赤ちゃんの噛む強さは、出血するほどではありませんので、できれば赤ちゃんの時から一緒に生活し、早い時期からしつけを開始することをオススメします。
一緒に遊ぶ時は軍手をつけた方がいいの?
一度でも強く噛まれた経験ができると、まだ噛み癖がある内に素手で一緒に遊ぶのが怖くなりますよね。
「できれば素手でなく軍手を着けたい」という飼い主さんは多いのではないでしょうか?
フェレットも人間と同じように、初めから力の度合いというものはわかっていません。
強く噛まれて痛かった時、しっかりと一喝して叱ってあげれば、次回からは少しずつ力の強さを自分でコントロールするようになります。
普段から愛情たっぷりと遊んであげることで、次第に飼い主さんの痛みをわかり、指を舐めてくれるようになります。
愛情を持って接することが大切なので、できれば軍手をはめず素手で遊んであげることが望ましいです。
叱る時に叩いていいの?
フェレットが噛んできた時の叱り方で、フェレットとの信頼関係が崩れてしまう場合があります。
フェレットが噛んだ時にしてはいけないのが、叩くことです。
フェレットは人間に比べ、とても繊細な動物です。
叱る時は、叩かずに首根っこを掴みましょう。そしてしっかり目を合わせて「ダメ!」や「痛い!」、「ノー!」など分かりやすい言葉で威嚇します。
「噛むと自分に危害が加わる」という意識づけでなく、「噛むと自由に遊べなくなって飼い主さんが怖い」という意識をつけていきましょう。
まとめ
噛む加減を知らないフェレットは、飼い主さんが正しく叱ることで飼い主さんの痛みを知り、やがて噛み癖はなくなります。早い子で半年、大抵は1年を目処にしつけていく必要があります。上手にしつけられないからといって落ち込まず、長い目でしつけていきましょう。
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